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自治体の皆様へ

自治体の皆様へ

活動紹介

地域の医療課題解決と、住民の健康福祉向上を目指す自治体の皆様へ

「当会議が推進する「健康医療データを活用した『地域モデルから日本モデルへ』構築委員会」は、地域の皆様が主体となり、 国の最新動向や専門家の知見を取り入れながら、先進的な地域医療の仕組みを構築することを目指すものです。 ご参加いただくことで、以下のメリットをご提供できると考えております。

  • 国の最新動向と専門家の知見の獲得
    :国の政策動向や、医療DXの最前線で活躍する専門家の知見に直接触れることができます。
  • 先進的な地域モデルの主体的構築
    :地域の課題解決や住民の健康福祉向上に向け、データとテクノロジーを活用した先進的なモデル構築に主体的にご参画いただけます。
  • 実証実験のフィールド提供による新たな価値創造
    :当会議が推進する実証実験の場として、地域の課題を解決する新たなモデル構築の舞台となっていただくことが可能です。

本プロジェクトは、特定の地域の課題解決にとどまらず、その成功事例を全国に展開し、
日本の医療全体の未来を形作ることを目的としています。 ご関心をお持ちいただけましたら、
ぜひ一度お問い合わせください。詳しい活動内容や参加方法についてご説明いたします。

委員会

健康医療データを活用した「地域モデルから日本モデルへ」構築委員会の活動について

1.全国レベルでのデータ連携基盤の構築

(1) 標準化されたデータ形式とAPIの策定

  • 異なる医療機関や自治体、研究機関などが保有するデータを相互に利用できるように、データ形式やAPIの標準化を図る必要があります。これにより、全国どこでも、安全かつ効率的に医療データを共有・活用できる基盤を構築します。

(2) セキュアなデータ管理とプライバシー保護

  • 個人情報保護法や医療情報に関するガイドラインを遵守し、データの匿名化や暗号化などの対策と患者が自身のデータ利用をコントロールできる仕組み(オプトイン/オプトアウト)を導入し、透明性を確保します。

(3) データ連携のためのシステム開発と運用

  • 全国の医療機関や自治体などが参加できる、安全で信頼性の高いデータ連携システムを開発・運用します。
  • マイナンバーカードを活用した本人認証システムとの連携も視野に入れます。

2.データ活用のための環境整備

(1) データ利活用に関する研究開発の推進

  • 未病指標、健康・医療データの活用による疾病予防、早期発見、治療効果の向上、医療費削減などに関する研究を推進します。
  • AIや機械学習などの先端技術を活用したデータ分析手法の開発を推進します

(2) データ利活用に関するガイドラインの策定

  • 医療データの二次利用に関する倫理的な課題や、データ利用者の責任範囲などを明確にするガイドラインを策定します。
  • 国民の理解と信頼を得られるように、ガイドラインの内容をわかりやすく周知します。

(3) データ利活用に関する研究開発の推進

  • 未病指標、健康・医療データの活用による疾病予防、早期発見、治療効果の向上、医療費削減などに関する研究を推進します。
  • AIや機械学習などの先端技術を活用したデータ分析手法の開発を推進します。

(4) データ利活用に関するガイドラインの策定

  • 医療データの二次利用に関する倫理的な課題や、データ利用者の責任範囲などを明確にするガイドラインを策定します。
  • 国民の理解と信頼を得られるように、ガイドラインの内容をわかりやすく周知します。

3.地域モデルのベストプラクティスを全国展開

(1) 成功事例の共有と普及

  • 医療未来会議で実施する検証実験及び地域で成功している医療データ活用モデルの事例を収集・分析し、全国に共有・普及します。
  • 自治体や医療機関向けの研修会やセミナーを開催し、ノウハウを共有します。

(2) 地域間の連携強化と支援

  • データ活用の取り組みが遅れている地域に対して、専門家による支援やアドバイスを提供します。
  • 地域間の連携を促進し、データ活用の成功事例を共有するプラットフォームを構築します。

(3) 政策提言と制度設計

  • 地域モデルから日本モデルへの移行を円滑に進めるために、必要な政策提言や制度設計を行います。
  • 関係省庁や自治体との連携を強化し、政策実現に向けた働きかけを行います。

実証実験

未病・超早期発見を実現する健康医療データを活用した地域モデルの確立から日本モデルへに向けた仕組み(イメージ)

未病・超早期発見を実現する健康医療データを活用した地域モデルの確立から日本モデルへに向けた仕組み(案)

【本実証研究の狙い】

住民の皆様を対象とした実証研究のフィールドを通じて、未病・予防、医療に寄与する新しいソリューションを創出し続ける仕組みを提供します。これにより、医療・介護の質の改善につなげることを目指します。

関係者の役割とメリット

関係者 主な役割・機能 得られるメリット

自治体

  • 住民への健康増進活動のサポート
  • コホート研究のフィールド提供
  • 分析レポートの提供による効果的な政策立案
  • 医療費、介護費の適正化

医療機関

  • 臨床データ(カルテ、HER)の連携
  • 測定デバイスの貸与とデータ収集
  • より質の高い医療サービスの提供
  • 住民に選ばれる医療機関としての価値向上

システムベンダー①

  • 予防プログラムの開発・提供
  • 分析結果の提供
  • 開発したプログラムの効果測定
  • エビデンスに基づく製品の販売促進

当会議

  • 研究全体のプロジェクトマネジメントの支援
  • 関係者間の利害調整、事務局機能
  • 研究成果報告書の作成
  • 国や関連機関への政策提言